BOYA BOYALINK 2.4GHz デュアルチャンネル マイクシステム 取扱説明書

はじめに

お使いになる前にこの取扱説明書をよく読み、その説明に従って操作と保管してください。いつでも参照できるように説明書を大切に保管してください。取扱説明書を参照しても解決できない問題が発生した場合、販売代理店にお問い合わせください。

注意事項

  • 本製品を分解しないでください。
  • ヒーター、オーブン、ラジエーター、スポットライト、その他熱を発生する機器の近くには置かないでください。
  • 本製品には充電式バッテリーが内蔵されています。お客様自身での交換はお控えください。
  • 本製品の清掃には、柔らかく乾いた布をご使用ください。
  • 保管時や使用時には、ほこりや湿気にご注意ください。
  • より正確に音を収音するために、本体の内蔵マイクをふさがないようご注意ください。

商品紹介

BOYA BOYALINK はコンパクトで便利な 2.4GHz ワイヤレスマイクシステムで、カメラ、スマートフォン、タブレット、コンピュータなどの機器と互換性があります。本製品は、設定可能なノイズキャンセリング機能を備えており、優れた放送品質の音声を提供することができます。使いやすく、コンテンツ制作、生放送、Vlog 撮影、モバイルニュースなどのシーンに適しています。このシリーズでは、3.5mm TRS、USB-C、iOS Lightning の 3 種類のアダプターヘッドが選べます。レシーバーには USB-C 充電ポートがあり、iOS Lightning / USB-C アダプターヘッドと組み合わせて使用することで、音声と同時にデバイスの充電も可能です。充電ケースは、トランスミッターとレシーバーを充電することが可能で、持ち運びにも便利です。

特長

  • ワンタッチノイズキャンセリング機能、最大 48kHz の高音質
  • 20Hz ~ 20,000Hz の周波数特性で、リアルなサウンドを高音質で再現
  • 充電式リチウムバッテリー内蔵、最大 10 時間のバッテリー寿命
  • モノラル/ステレオ出力モード切り替え可能
  • 3.5mm TRS アナログ出力、USB-C デジタル出力、iOS Lightning デジタル出力対応で、カメラ、スマートフォン、コンピュータなどに幅広く対応
  • 回転式取付の防風ウインドジャマー付属。しっかり装着でき、脱落しにくい
  • レシーバーにはスナップ式のクリップが付属しており、アダプターの交換が簡単
  • レシーバーはスマートフォンの外部オーディオ入力にも対応

製品構成

トランスミッター (BOYALINK-TX)

  • ❶ 内蔵マイク
  • ❷ ステータスインジケーター
    • ステータスインジケーター
      未接続青色(長い点滅)
      接続中青色(短い点滅)
      接続成功青色
      ミュートオン赤色(長い点滅)
      ノイズキャンセリング機能オン緑色
      バッテリー低下赤色(短い点滅)
      充電中赤色
      フル充電赤色のライトが消灯
  • ❸ 電源ボタン: 2 秒間押し続けると電源のオン/オフができます。
  • ❹ +/ー ボタン: マイクのゲインを上げ/下げできます(最大 6 段階調整可能)。「+」と「−」ボタンを同時に押すと、ノイズキャンセリング機能をオン/オフできます。(ノイズキャンセリング機能は、Strong NC(高)/ Weak NC(低)の 2 つのレベルがあり、使用シーンに応じて BOYA Central アプリでノイズキャンセリングレベルを調整できます)。電源を切っても設定は保持されます。
  • ❺ ゲインインジケーター: 3 つのインジケーターはゲインを示し、上から 6/5、4/3、2/1 のゲインを表示します。ゲインが最大の場合、3 つのインジケーターが同時に点灯し、ゲインが最小になると一番下のインジケーターだけが点滅します。
  • ❻ クリップ
  • ❼ 充電端子: トランスミッターの充電に使用します。(充電中でも使用可能です)
  • ❽ USB-C 充電ポート

レシーバー (BOYALINK-RX)

  • ❶ ステータスインジケーター
    • ステータスインジケーター
      未接続青色(長い点滅)
      接続中青色(短い点滅)
      接続成功青色
      バッテリー低下赤色(短い点滅)
      充電中赤色
      フル充電赤色のライトが消灯
  • ❷ 電源ボタン: 長押しすると、レシーバーの電源がオン/オフになります。2 回押すことで、スピーカー機能をオン/オフにすることができます。(注:スピーカー機能をオン/オフに切り替えると、レシーバーが再起動します。スピーカー機能がオンの場合、レシーバーのプラグを抜かずに携帯電話の音声を直接再生できます。)シャットダウンモードで 5 秒間押し続けると、ペアリング状態に入ります。
  • ❸ モノラル/ステレオ切替ボタン: モノラルとステレオの出力モードを切り替えます。モノラルモードを選択すると、1 つのトランスミッターの音声が 1 つのオーディオ出力チャンネルに統合されます。ステレオモードを選択すると、2 つのトランスミッターの音声がそれぞれ左右のオーディオ出力チャンネルに分かれます。
  • ❹ 接続端子
  • ❺ クリップ
  • ❻ 充電端子: レシーバーの充電に使用します。Lightning / USB-C アダプター付きのレシーバーを外部デバイスに接続して、この充電ポートから充電すると、外部デバイスが充電できます。
  • ❼ USB-C 充電ポート
  • ❽ MFi 認証 Lightning アダプター: Lightning ポートを持つ iOS デバイスに対応します。
  • ❾ USB-C アダプター: USB-C ポートを搭載した Android 端末やタブレット、パソコンなどのデバイスに対応します。
  • ❿ 3.5mm TRS アダプター: 3.5mm TRS ジャックを備えたカメラ、レコーダー、ミキサー、またはその他のデバイスに接続できます。

充電ケース

  • ❶ トランスミッターノッチ
  • ❷ アダプターノッチ
  • ❸ ウインドジャマーノッチ
  • ❹ レシーバーノッチ
  • ❺ 充電端子
  • ❻ USB-C 充電ポート
  • ❼ プッシュ式開閉
  • ❽ バッテリーインジケーター
    • ステータスバッテリーインジケーター
      バッテリー低下<20%赤色点滅
      充電中20% ~ 80%赤色点灯
      フル充電80% ~ 100%緑色点灯

操作ガイド

接続とペアリング

  • 1. 屋外での録音や風のある環境では、クリアに録音するためにウインドジャマーをトランスミッターに取り付けることを推奨します。
  • 2. 適切なアダプターを選び、レシーバーの溝に取り付け、カメラ、スマートフォン、タブレット、またはコンピュータなどの機器に接続します。
  • 3. トランスミッターとレシーバーの電源ボタンを長押しして、電源をオンにします。
  • 4. 工場出荷前に、トランスミッターとレシーバーはペアリング済みです。接続が切れる場合は、トランスミッターとレシーバーをシャットダウンモードにした状態で電源ボタンを 5 秒間押し続けると、ペアリング状態に入ります。インジケーターの青色の点滅が速くなったら、手を離してください。
  • 5. トランスミッターとレシーバーのペアリングは 10 秒以内に完了し、インジケーターは青色に点灯します。

音声出力モード

  • 6. モノラル/ステレオ出力モードを切り替えて、モノラル/ステレオ出力モードを切り替えます。

録音

  • 7. 録音を始める前に、短い録音テストを行い、音声レベルが適切かどうか確認することを推奨します。
  • 8. 録音環境が騒がしい場合は、トランスミッターの「+」「-」ボタンを同時に押してノイズキャンセリングモードをオンにし、ノイズを低減させることができます。(注:2 つのトランスミッターがレシーバーに同時に接続されている場合、ノイズキャンセリング機能は同期されます。)

その他の機能

  • 9. レシーバーの電源ボタンをダブルクリックすると、スマートフォンの音声を直接外部出力する外部スピーカーモードがオンになります。
  • 10. 録音が終了したら、トランスミッター/レシーバーを充電ケースに入れて充電することができます。

BOYA Central アプリコントロール

レシーバーがスマートフォンやコンピュータなどに接続されている場合、BOYA Central アプリを使用してオーディオ録音をサポートすることをお勧めします。

アプリのダウンロードと接続

  • 1. スマートフォンで下記の QR コードをスキャンし、BOYA Central アプリをダウンロードしてインストールしてください。(BOYA Central アプリの QR コードをスキャンしてダウンロード・インストールしてください。)
  • 2. 付属の Lightning/USB-C アダプターを使用してレシーバーをスマートフォンに接続し、BOYA Central アプリを起動します。BOYALINK をタップして、レシーバー(RX)、トランスミッター(TX A)、トランスミッター(TX B)のコントロールページにアクセスします。

アプリ機能

  • 「Speaker」をタップして、スピーカー機能のオン/オフを切り替えます。(スピーカー機能をオン/オフすると、レシーバーが再起動します)
  • 「Strong NC(強いノイズキャンセリング)/ Weak NC(弱いノイズキャンセリング)」をタップして、ノイズキャンセリングレベルを切り替えます。

トラブルシューティング

本製品の使用中に問題が発生した場合、以下の内容を参考に解決してください。問題が解決しない場合は、販売代理店にお問い合わせください。

音が出ない

  • ➀ 製品の接続が正常かどうか、取り付けたアダプターヘッドがしっかり接続しているかを確認してください。また、アダプターヘッドを取り外し、清潔な布で接点を拭き取ってください。
  • ➁ ゲインが低く設定されていないか確認してください。
  • ➂ 本体(トランスミッター)のミュートがオンになっていないか確認してください。

音量が小さい、大きい、または歪んでいる

  • ゲインを調整することで、現在の環境に適したレベルを見つけて録音効果を向上させてください。

モニタリング中などに異音やノイズが発生する

  • 周囲に電波干渉源がないかを確認してください。利用場所や、利用距離を変えてもノイズが改善しない場合は、カスタマーサービスにお問い合わせください。

製品の使用距離が制限されており、音声が頻繁に途切れる

  • トランスミッターとレシーバーの間に電波干渉源がないかを確認し、製品の利用場所や、利用距離を変更して再確認してください。それでも音声が頻繁に途切れる場合は、カスタマーサービスにお問い合わせください。

変換アダプターを使用しているレシーバーでハウリングが発生する

  • レシーバーがスマートフォンの外部スピーカー機能をオンにしていないか確認してください。外部スピーカー機能がオンの場合、ハウリングが発生する可能性があります。

充電ケースがトランスミッター/レシーバーを充電できない

  • ➀ 充電接点が正しく接触しているか確認し、清潔な乾いた布で充電接点を拭いて再度確認してください。
  • ➁ 磁力が劣化していないか、充電接点が正しく接続されているかを確認するために、手でトランスミッター/レシーバーを押して充電状態に入るかどうかを確認してください。それでも充電できない場合は、販売代理店にお問い合わせください。

仕様

トランスミッター & レシーバー

通信方式変調方式指向性アンテナRF 出力電力歪み周波数特性サンプリングレートビットレートS/N比感度オーディオ入力
2.4GHz デジタル周波数帯デジタル変調無指向性セラミックアンテナトランスミッター:<10mW≦0.5%20Hz - 20kHz48kHz24bit>70dB-32dB±3dB (1V/Pa @ 1kHz)トランスミッター:内蔵マイク

バッテリー仕様

トランスミッターレシーバー
バッテリー容量3.7V / 400mAh3.7V / 500mAh
駆動時間(内蔵バッテリー)約 10 時間約 6 時間
充電時間約 1.5 時間約 1.5 時間
充電ポートUSB-CUSB-C

サイズと重量

トランスミッターレシーバー
サイズ59×16.2×13mm59×18.2×13.3mm
重量約 13g約 15g(アダプター付き)

充電ケース

仕様
バッテリー容量3500mAh
充電可能回数2 回分(トランスミッター ×2 + レシーバー ×1)
充電時間約 1.5 時間
充電ポートUSB-C
サイズ100×70×30mm
重量150g

その他

仕様
最大通信距離約 300m(障害物や電波干渉のない環境で FCC 規格に従って測定)
動作温度0℃ ~ 40℃
保管温度-20℃ ~ 60℃

内容物

  • BOYALINK トランスミッター ×2
  • レシーバー ×1
  • 充電ケース ×1
  • USB-A - USB-C 充電ケーブル ×1
  • MFi認証Lightningアダプター ×1
  • 3.5mm TRSアダプター ×1
  • USB-Cアダプター ×1
  • ウインドジャマー ×2
  • 収納袋 ×1

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