パナソニック ストラーダ CN-HDS965TD カーナビゲーションシステム 取付説明書

7V型ワイドVGA インダッシュ TV/MD AV システム、DVD/CD内蔵HDDカーナビステーション、車載用地上デジタルチューナーセット

取り付け・配線の前に

取り付け・配線の前に、別冊の取扱説明書(ナビ編)の「安全上のご注意」(6~11ページ)を必ずお読みください。

本機の取り付け、配線には専門の技術と経験が必要です。安全のため、必ずお買い上げの販売店にご依頼ください。

本機の取り付け後、この取付説明書は必ずお客様へご返却ください。

この説明書は再生紙を使用しています。この説明書の印刷には、植物性大豆油インキを使用しています。

内容物の確認

万一不備な点がございましたら、お買い上げの販売店へお申し付けください。

ナビゲーション本体関係:

  • ナビゲーション本体: 1
  • ベース金具: 2
  • L型金具: 2
  • サイドパネル左右: 各1
  • 粘着テープ (35㎜×80㎜): 2
  • 座付きねじ (M5×6㎜): 2
  • 座付きタッピンねじ (ø6 × 20m): 4
  • 座付き六角ナット (M5): 4
  • 皿ねじ (M5×6㎜): 4
  • スペーサー / 両面テープ: 各2

GPSアンテナ関係:

  • GPSアンテナ(コード 6m): 1
  • 防水ゴム (GPSアンテナコード用): 1
  • 金属シート(車内取付用): 1
  • 保護シート(車外取付用): 1
  • コードクランパー: 5

リモコン関係:

  • リモコン: 1
  • 単3形乾電池: 2
  • リモコンホルダー: 1
  • 両面テープ(20㎜×50㎜): 1

モニター関係:

  • インダッシュモニター: 1
  • 座付きねじ (M5×6㎜): 2
  • 皿ねじ (M5×6㎜): 4
  • 座付きねじ (M4 × 3 ㎜): 4
  • スペーサー / 両面テープ: 各2

地上デジタルチューナー関係:

  • 地上デジタルチューナー: 1
  • L型金具: 2
  • 座付きタッピンねじ (ø5 × 16 mm): 4
  • 座付きねじ (M5×6㎜): 4
  • マジックテープ: 2
  • 地上デジタルチューナー接続ケーブル (3 m): 1

コード/ケーブル関係:

  • 電源コード(ナビゲーション本体用): 1
  • 車速信号中継コード(桃色: 1.5 m): 1
  • 電源コード(インダッシュモニター用): 1
  • RGBケーブル (45 cm): 1
  • 音声コード (45 cm): 1
  • 圧着式コネクター: 4

TV・FM多重アンテナ関係:

  • TV・FM多重・地上デジタルアンテナ左右: 各1
  • TV・FM多重アンテナコード左右(7m): 各1
  • 地上デジタルアンテナコード左右(7m): 各1
  • アーステープ: 2
  • コードクランパー: 10

地上デジタルアンテナ関係:

  • リヤ用地上デジタルアンテナ左右: 各1
  • リヤ用地上デジタルアンテナコード左右 (7 m): 各1
  • コードクランパー: 6

主な添付品:

  • 基本操作ガイド: 1
  • 取扱説明書 ナビゲーション操作編: 1
  • 取扱説明書 地上デジタルチューナー操作編: 1
  • 取付説明書: 1
  • はじめて使うときの準備: 1
  • 取付ゲージ: 1
  • 仮保証書 兼ユーザー登録ハガキ: 1
  • B-CASカード(ユーザー登録ハガキ付): 1

その他の付属品:

  • クリーニングクロス (液晶ディスプレイ用): 1
  • クリーナー (TV・FM多重・地上デジタルアンテナ用): 1
  • クリーナー(リヤ用地上デジタルアンテナ用): 1

作業の順序

  1. バッテリーのマイナス(-)端子をはずす。
  2. 配線する。
    • 他の機器と接続する場合は、各機器の説明書も併せてよくお読みのうえ、配線してください。
    • ショート事故防止のため、電源コードのコネクターは、必ず全ての配線をすませてから接続してください。
  3. 取り付ける。
  4. バッテリーのマイナス(-)端子を、もとに戻す。

配線・取り付けの作業時には、安全のため必ず手袋を使用してください。

ナビゲーション本体・インダッシュモニターの取り付けかた

準備

ナビゲーション本体・インダッシュモニターともに、輸送用金具をはずしてください。取りはずした座付きねじ(各2本)は、ナビゲーション本体およびインダッシュモニターの取り付けに使用する場合があります。

取り付け部の寸法・角度の確認

開口部寸法は幅176mm、奥行き170mmです。モニター部は、約170mm前方に排出されてから立ち上がります。オーディオスペースがDINサイズまたは2DINサイズでない場合は、販売店にご相談ください。DINサイズ: (横180mm×縦50mm)、2DINサイズ: (横180mm×縦100mm)。使用する取り付け金具(ブラケット)は、車両メーカーや車種ごとに形状や固定方法が異なります。詳しくは、販売店にご相談ください。

  • トヨタ車 (DINサイズ採用車): 純正カーオーディオを固定していたブラケットをご使用ください。
  • 日産・本田・マツダ車 (DINサイズ採用車): 別売の車両メーカー別標準取り付けキット、または車種別の取り付けキットをご使用ください。
  • 上記メーカー以外の車: 別売の専用取り付けキット、または汎用取り付けキットをご使用ください。

取付角度を測る

  1. 取付ゲージを組み立てる。
  2. 車体が水平になる場所で、ナビゲーション本体に取付ゲージを下図のようにあて、本体の取付角度を測る。床に置いた場合は、取付ゲージをナビゲーション本体の上に置いて、角度を測ってください。
  3. 取付角度を設定する。(裏面『取り付け・配線の確認』)

取付ゲージを折ったり曲げたりしないでください。正確な角度が測れなくなります。ナビゲーション本体を取りはずし、再度取り付ける際にも取付角度の設定は必要となります。取付ゲージは大切に保管してください。

水平に対して、30°以下の角度で取り付けてください。取付角度が大きい場合、ジャイロが正しく動作せず、自車位置が正しく表示されません。30°を超える場合は、床やトランクなどに取り付けてください。

アマチュア無線機などのアンテナの近くに取り付けないでください。画像が乱れる原因になります。

エアバッグや盗難防止システムなどの保安装置を装備した車両に取り付ける場合は、車両メーカーに作業上の注意事項を確認してから作業を行ってください。不用意にバッテリーをはずすと、保安装置が誤作動したり、動作しなくなる場合があります。

年式、車種、グレードにより、専用キット(別売)が必要な場合があります。車両側との配線が容易にできる専用の中継コード(別売)があります。センターコンソールの形状や寸法によって、取り付けられない場合やシフトレバーなどに接触する場合があります。詳しくは、販売店にご相談ください。

取り付けかた

取付例 2DINサイズ採用車

必ずインダッシュモニターを上側、ナビゲーション本体を下側に取り付けてください。(インダッシュモニターを下側にすると、モニターが立ち上がったときにナビゲーション本体の前面をふさいでしまいます。)

故障の原因になりますので、長さの異なるねじを使用しないでください。センターコンソールに無理に押し込まないでください。配線(コネクターやコード)に負担がかかり、接続不良の原因になります。

取り付けは、ブラケット(R)とブラケット(L)を使用し、インダッシュモニターとナビゲーション本体を固定します。ナビゲーション本体にはツメがある場合、ラジオペンチなどで平らに折り曲げます。付属のねじは、取り付け金具(ブラケット)の穴形状に合わせて選んでください。残りの2本は、輸送用金具を固定していたねじをご使用ください。ブラケットが不安定な場合には、スペーサーで取り付けを補強し、固定してください。インダッシュモニターの取り付けに、この取り付け穴を使用する場合は、座付きねじ(M4×3㎜)を使用してください。

ナビゲーション本体をトランクや床に取り付ける場合は

トランクや床に取り付ける場合、付属のケーブルではインダッシュモニターとナビゲーション本体を接続できません。別売のケーブル[CA-LHD600D(6 m)/CA-LHD400D (4m)]を使用してください。詳しくは、お買い上げの販売店にご相談ください。映像を適切に表示するために [延長ケーブル使用」の設定を行ってください。(取扱説明書「ナビ編」)

取り付ける前に

設置面の汚れ(ごみ、油など)をきれいに拭き取り、湿気を乾かしてください。

1 L型金具をしっかりと取り付ける。

反対側も同様に取り付けてください。座付きねじ(M5×6mm)で固定します。残りの2本は、輸送用金具を固定していたねじをご使用ください。

サイドパネルの取り付けかた

本体のみぞにツメを合わせ、本体後面方向にスライドさせます。センターコンソール以外の場所に取り付けるときは、ゴミ、ほこりなどが入らないように、必ずサイドパネルを取り付けてください。

取りはずしかた

ツメを浮かせて、本体前面方向にスライドさせます。

2 ベース金具を床上にしっかりと取り付ける。

カーペットをめくり、座付きタッピンねじ(ø6 × 20 mm)で固定します。穴開け加工部と座付きタッピンねじに市販の防錆剤を塗ってください。穴を開ける(ø4.8 mm)。

3 ナビゲーション本体をベース金具にしっかりと取り付ける。

傾きが許容傾斜角度(下記参照)になるように調整し、固定する。取付角度が大きい場合、ジャイロが正しく動作せず、自車位置が正しく表示されません。座付き六角ナット(M5)で固定します。

許容傾斜角度は、進行方向に対して正面-30°~0°、背面0°~+30°、横方向に対して左90°、右90°です。できるだけ水平に、奥行き方向30°以下になるように取り付けてください。

以下のところには、取り付けないでください。故障の原因になります。

  • 水のかかるところ
  • 足で踏まれるところ
  • ほこりの多いところ
  • 直射日光のあたるところ
  • ヒーターのダクトや発熱する物の近く
  • カーペットの下など熱がこもるところ

連続して使用すると、ナビゲーション本体が温かくなりますので、まわりに物などを置かないでください。

トランク、車室内の床やセンターコンソール内など、しっかりした場所に付属の金具を使用して、しっかりと車両に固定してください。誤動作、故障の原因になります。

なるべく水平になるように取り付け、進行方向に対し、直角または平行の向きで取り付けてください。

地上デジタルチューナーの取り付けかた

専用の金具で取り付ける(推奨)

取り付ける前に

設置面の汚れ(ごみ、油など)をきれいに拭き取り、湿気を乾かしてください。

1 L型金具を取り付ける。

座付きねじ(M5×6mm)で固定します。

2 助手席の下などの平らな床上に

地上デジタルチューナーを床上に置き、設置する位置を決める。L型金具の穴に合わせて、車体に4mm内の穴を開ける(4カ所)。座付きタッピンねじで、しっかり固定する。カーペットをめくり、穴開け加工部と座付きタッピンねじに市販の防錆剤を塗ってください。穴を開ける(ø4mm)。座付きタッピンねじ(ø5×16mm)で固定し、カーペットに切り込みを入れます。

マジックテープで取り付ける場合は

カーペットなどに取り付ける。底面の銘板を隠さないように貼ってください。マジックテープ×2の裏紙をはがします。

販売店様へのお願い: B-CASカードは、地上デジタルテレビ放送を受信するために必要です。パッケージを開封すると、「B-CASカード使用許諾契約約款」に同意されたとみなされますので、開封せず、そのままお客様へお渡しください。

お使いになる前に B-CASカードを挿入してください。

以下のところには、取り付けないでください。故障の原因になります。

  • 水のかかるところ
  • 足で踏まれるところ
  • ほこりの多いところ
  • 直射日光のあたるところ
  • ヒーターのダクトや発熱する物の近く
  • カーペットの下など熱がこもるところ
  • B-CASカードの出し入れの妨げになるところ

本体底面を下にして、水平に対し30°以下の角度で取り付けてください。故障の原因になります。

GPSアンテナの取り付けかた

車外に取り付ける(推奨)

取り付ける前に

設置面の汚れ(ごみ、油など)をきれいに拭き取り、湿気を乾かしてください。気温が低いときは、設置面をドライヤーなどで温めてください。妨害を防ぐため、他のアンテナから、10cm以上離して取り付けてください。

ルーフの平らな面に取り付ける。

GPSアンテナを保護シートで固定します。裏紙をはがします。トランクに雨水が入らないように、コードを引き回します。トランクリッド開閉時に、コードに無理な力が加わらないよう、ゆとりを持たせてください。ルーフキャリヤの近く、またはトランクリッドなどに取り付けると、GPS衛星からの電波を受信しにくくなります。

GPSアンテナに塗料やワックスを塗らないでください。また、雪などが積もった場合は取り除いてください。GPS衛星からの電波を受信しにくくなります。洗車などのときは、必ずGPSアンテナを取りはずしてください。取りはずすときは、コードを引っ張らないでください。故障や傷つきの原因になります。

ダッシュボードやリヤトレイの上に取り付ける場合は

中央部のガラス付近に水平に取り付けます。コードをドライバーなど先のとがったもので押したりしないでください。コードが傷つき故障の原因になります。GPSアンテナを金属シートで固定します。裏紙をはがします。20cm以上離して設置します。コードクランパーでコードの要所を固定します。

お知らせ: 車内にGPSアンテナを取り付けると、受信しにくくなり、電波状態によっては自車位置を誤って表示することがあります。受信状態が良くない場合は、車外に取り付けてください。車体の形状や電波を通さない一部のガラスにより、電波がさえぎられることがあります。お買い上げの販売店、またはお近くの「サービス相談窓口」(取扱説明書「ナビ編」)にご相談ください。

金属シートは、必ず、付属の金属シートを使用してください。折り曲げたり、切って小さくしないでください。あまったアンテナコードをまとめるときは、ナビゲーション本体から30cm以上離してください。GPSアンテナに時計や磁気カードを近づけないでください。時計や磁気カードが故障したり、使えなくなる場合があります。

フィルムアンテナの貼り付けかた

TV・FM多重・地上デジタルアンテナ

左(L)と右(R)のアンテナがあり、それぞれTV・FM多重アンテナコード(7m)と地上デジタルアンテナコード(7m)が接続されます。右アンテナには白いプラグがあります。車内からフロントガラスに向かって左(L)/右(R)を表します。配線時は、カバーを取りはずします(左側も同様に)。

リヤ用地上デジタルアンテナ

左と右のリヤ用地上デジタルアンテナがあり、それぞれアンテナコード(7m)が接続されます。L字型と逆L字型があります。車内からリヤガラスに向かって左/右を表します。エレメントは、左右の違いはありません。リヤガラス、サイドガラスに取り付けられない場合は、別売の車外用のアンテナ(TY-CA220DT)を使用してください。詳しくは、お買い上げの販売店にご相談ください。

貼り付ける前に

アンテナは、運転者の視界を妨げない位置に、はがれないようしっかり貼り付けてください。車種によって、性能が発揮できない場合があります。熱線反射ガラスや断熱ガラス、電波不透過ガラスなど電波を通さないガラスを使用した車種の場合、受信感度が極端に低下します。お買い上げの販売店にご相談ください。コードの左右を必ずご確認ください。仮止めして、アンテナを貼り付ける位置(左右)をご確認ください。(貼りなおせません)妨害を防ぐため、他のアンテナから、10cm以上離して貼り付けてください。特にリヤガラスにラジオなどのガラスアンテナが装着されている場合は、ラジオなどの感度に影響を及ぼす場合があります。ピラーにエアバッグが装備されている場合、お買い上げの販売店にご相談ください。ガラス面が完全に乾いていない状態でアンテナを貼り付けると、接着不良などによるはがれの原因になります。ガラスが十分に乾いた状態で作業を行ってください。気温が低いとき(20℃以下)は、車内ヒーターやデフロスターでフロントガラスを温めてください。界面活性剤入りのクリーナーは使用しないでください。

付属のクリーナーで、設置面(ガラス面、ピラー)の汚れ(ごみ、油)などをきれいに拭き取ってください。

貼り付けかた

右用のアンテナの貼り付けかたを例に説明しています。左側のアンテナも、右側と同様に貼り付けてください。

1 仮止めして貼り付け位置を決める。

2 セパレータをはがす。

フィルムを強く曲げる、急にはがす、引っ張るなどしないでください。断線の原因になります。フィルム・エレメントの糊面に触れないでください。

エレメントがセパレータ側に残る場合: セパレータをもとどおりに貼り付け、裏返したアンテナをもとの向きに戻す。フィルムの上から、指先でエレメントをこする。先のとがったものでこすらないでください。同じ部分を何度も強くこすらないでください。再度セパレータをはがす。

3 エレメントをしっかりガラス面に密着させる。

矢印の方向に、エレメントに沿って指などで均等に押付け、たわみや気泡が残らないようにガラス面に密着させてください。車外から見て、エレメントがガラスに密着していることを確認してください。

4 フィルムをはがす。

フィルムの端を持って、角から斜めにゆっくりとはがしてください。エレメントがフィルム側に残る場合は、いったんフィルムをもとに戻した後、手順3からやり直してください。ガラス面にセパレータが残っている場合は、はがしてください。

5 アンテナコードの端子を給電部に貼る。

給電部を特に念入りに押さえてください。

6 配線する。

他のコード類からできるだけ離してください。また、束ねたり重ねたり交差させたりしないでください。テレビ、FMラジオの音声に雑音が入る原因になります。地上デジタルチューナーをシート下などに取り付ける場合は、シートの移動・調整をしてもコードやコネクターに負荷が加わらないように配線してください。誤作動・故障の原因になります。

配線のしかた

必ず、黒の端子をインダッシュモニター側、白の端子をナビゲーション側に接続してください。逆に接続すると、本機が正しく動作しません。

配線図は、インダッシュモニター、ナビゲーション本体、地上デジタルチューナー、および各種オプション機器への接続を示しています。

  • 音声出力コード (20 cm): 別売のBluetoothユニット(CY-BT200D)を接続します。
  • 音声コード (45 cm)
  • RGBケーブル (45 cm): インダッシュモニターとナビゲーション本体を接続します。
  • 排熱用ファン: 周囲をふさがないでください。
  • マイク接続端子(MIC): 別売の音声入力用マイク(CA-VCM600D)を接続します。
  • 電源コネクター (FUSE 15 A): 15Aヒューズ内蔵。
  • GPSアンテナ(コード 6m)
  • オートアンテナコントロールコード (青:20 cm): ANT CONT MAX 0.1A。0.1A以内でご使用ください。車のオートアンテナコントロールコード(入力端子)またはアンテナブースターの電源入力端子へ接続します。
  • ビーコンアンテナ接続端子(BEACON): 別売のVICSビーコンユニット(CY-TBX55D)を接続します。
  • ETC車載器接続端子(ETC): 別売のETC車載器を接続します。
  • 地上デジタルチューナー入力端子(DIGITAL TUNER)
  • GPSアンテナ接続端子(GPS-ANT)
  • 電源コード(ナビゲーション本体用): すべての配線が完了し、接続を確認したあとに差し込んでください。
  • アクセサリーコード (赤:55 cm): ACC 3Aヒューズ。車のACC電源へ接続します。エンジンスイッチにACCポジションがない場合は、バッテリー上がりの原因になるため、お買い上げの販売店にご相談ください。二股部分を使用しないときはビニールテープなどで先端を絶縁してください。
  • バッテリーコード (黄:55 cm): BATTERY 5Aヒューズ。車のバッテリーへ接続します。常時電源が供給されている端子へ接続してください。二股部分を使用しないときはビニールテープなどで先端を絶縁してください。
  • アースコード(黒:70cm): 車体の金属部へ接続します。塗装などが施されていない、金属地が露出している箇所に接続してください。
  • イルミネーションコード (橙/白:55 cm): 車の照明電源へ接続します。端子を切り離します。

圧着式コネクターの取り付けかた

車両側配線コードを突きあたりまで挿し込み、エレメントを押し込みます。

ロック付きコードの取りはずしかた

矢印の方向に押しながら、取りはずしてください。無理に引っ張ると、破損することがあります。必ず、ロックが解除されていることを確認してから取りはずしてください。

パワード・サブウーファー/センタースピーカーキット(CJ-PS1200KD)

外部アンプコントロールコード(青/白:20 cm)はAMP CONT MAX 0.1A。0.1A以内でご使用ください。サブウーファー接続コード(15cm)はS.W OUTへ接続します。

スピーカーコード

センター(黒:20cm、黒/緑:20cm)、フロント左(白:20cm、白/黒:20cm)、フロント右(灰:20cm、灰/黒:20cm)、リヤ左(緑:20cm、緑/黒:20cm)、リヤ右(紫:20cm、紫/黒:20cm)の各スピーカーコードを接続します。最大入力50W以上のハイパワー用で、インピーダンスが4Ωから8Ωのスピーカーを使用してください。使用しないスピーカーのコードは、先端をビニールテープなどで絶縁してください。接続したスピーカーに合わせて「スピーカー設定」をしてください。(取扱説明書「ナビ編」)

車速信号コードを接続する

車速信号取り出し箇所は、車種・年式・エンジン型式によって異なりますので、お買い上げの販売店にご相談ください。必ず、付属の車速信号中継コードを使用してください。エンジンコントロールコンピューターユニット(ECU)から車速信号中継コード(桃色:1.5m)を接続します。車速信号コード(桃色:15cm)はSPEEDへ接続します。この部分は回路保護部品です。切り離したりせず、必ずこの状態のままで車速信号取り出し箇所の方向に接続してください。あまったコードは切らずに束ねてください。

サイドブレーキコードを接続する

サイドブレーキコードは必ず接続してください。正しく接続し、サイドブレーキを引いていない場合には、操作が制限されます。サイドブレーキスイッチからサイドブレーキコード(若葉色:1.5m)を接続します。端子を切り離します。サイドブレーキが解除のときに車体にアースされていない方へ接続してください。

リバースコードを接続する

リバースコードは必ず接続してください。自車位置が正しく表示されない場合があります。車のシフトレバーをリバース(R)に入れたときに点灯するバックランプ(後退灯、透明のレンズが付いたランプ)のプラス線に接続してください。リバースコード(紫/白:6m)を接続します。端子を切り離します。

接続する各機器の説明書も、よくお読みください。

推奨品以外の機器と接続する場合は、ご利用できない場合がありますので、お買い上げの販売店にご相談ください。

別売 ETC車載器 (品番:CY-ET907D(例))

料金所でETC拡大図を表示したり、料金履歴を確認できます。別売のETC車載器(CY-ET907D/KD/CY-ET807D)のほかに、ETC車載器接続コード(CA-EC31D)が別途必要です。ETC車載器はETC・ナビ接続コード(CA-EC31D)を介してナビゲーション本体に接続します。

別売 VICSビーコンユニット (品番:CY-TBX55D)

電波/光ビーコンからVICS情報を受信できます。VICSビーコンユニットはビーコンアンテナ接続端子(BEACON)を介してナビゲーション本体に接続します。接続後、必ずコネクターに保護カバーをかぶせてください(はずれ防止・コネクター保護のため)。

お知らせ: 電波不透過ガラス装着車両では、電波ビーコンが受信できないことがあります。販売店にご相談ください。赤外線反射ガラス装着車両では、光ビーコンが受信できないことがあります。販売店にご相談ください。

市販 iPod

iPodを接続し、音楽を楽しめます。(取扱説明書「ナビ編」)Bluetoothユニット(CY-BT200D)を本機に接続している場合、iPodは接続できません。iPodのほかにiPod®用インターフェースケーブル(CA-DC300D)が別途必要です。本機と接続中は、iPod本体では操作できなくなります。本機と接続中は、iPodは充電されます。iPodはiPod®用インターフェースケーブルを介してナビゲーション本体に接続します。

お願い: オーディオがiPodのときに、iPodの取り付け、取りはずしをしないでください。雑音が発生し、スピーカーを破損する原因になる場合があります。運転中にiPodが動かないようにホルダーなどでしっかりと固定してください。iPodを車内の温度が高くなる場所に長時間放置しないでください。ACCをOFFにしたあとは、必ずiPodをiPod®用インターフェースケーブルから外してください。iPodの電源が切れず、iPodの電池を消耗することがあります。接続するiPodの説明書も、併せてご覧ください。

お知らせ: 本機と接続するときは、iPodのリモコンやヘッドフォンなど、iPodのアクセサリーを接続しないでください。正しく動作しない場合があります。

別売 リヤビューカメラ (品番:CY-RC50KD(例))

リヤビューカメラを接続できます。取り付け後、必ずカメラ割込み設定を「する」にしてください。(取扱説明書「ナビ編」)リヤビューカメラは、リバースコード(紫/白)とアースコード(黒)を介して接続し、カメラコントローラーを介してナビゲーション本体のリヤビューカメラ入力端子に接続します。

別売 2台目のモニター (品番:TR-T90WV1(例))

2台目のモニターに本機の映像を表示できます。2台目のモニターにD端子がない場合は、映像入力端子にのみ接続してください。地上デジタルチューナーからD端子ケーブル(RP-CVDG15A/30A)または汎用RCAコード(映像)を介して2台目のモニターに接続します。

別売 車載用ビデオ

車載用ビデオを接続できます。車載用ビデオはAV接続コード(映像/ステレオ音声)[L-RAV30DR(3 m)/L-RAV60DR(6 m)]を介してナビゲーション本体のAV入力端子に接続します。

別売 Bluetooth ユニット (品番:CY-BT200D)

iPodを本機に接続している場合、Bluetoothユニット(CY-BT200D)は接続できません。Bluetoothユニットは音声入力コードを介してインダッシュモニターと接続し、マイクを介してハンズフリー通話を行います。拡張端子接続ケーブルを介してナビゲーション本体にも接続します。

お願い: 通常は、音声入力コードでインダッシュモニターとBluetoothユニットを接続して、インダッシュモニターに内蔵のマイクでハンズフリー通話をしてください。(インダッシュモニターが閉まった状態ではハンズフリー通話はできません。)インダッシュモニターが閉まった状態でもハンズフリー通話をしたい場合は、Bluetoothユニット付属のマイクを接続してください。インダッシュモニターに内蔵のマイクでハンズフリー通話をしにくい場合は、Bluetoothユニット付属のマイクを接続してください。すでに別売の音声入力用マイク(CA-VCM600D)をご使用の場合、Bluetoothユニット付属のマイクは必要ありません。音声入力コードでインダッシュモニターとBluetoothユニットを接続して、音声入力用マイクでハンズフリー通話をしてください。各接続端子は、カチッと音がするまでしっかりと差し込んでください。

別売 音声入力用マイク (品番:CA-VCM600D)

内蔵のマイクでうまく音声認識されない場合、お使いください。音声入力用マイク(CA-VCM600D)(コード 6 m)はインダッシュモニター(後面)のマイク接続端子(MIC)に接続し、サンバイザーなどに取り付けます。

取り付け・配線の確認

下記の手順で取り付け・配線を確認してください。

1 車のエンジンをかける。

またはACCに入れる。ナビゲーションの電源が入ります。

2 OPENを押して、モニターを立ち上げる。

3 注意事項を確認して、確認にタッチする。

現在地画面(自車位置)が表示されます。現在地画面が表示されるまで、車を発進させないでください。システムを起動する準備をしています。

4 見通しの良い場所で、GPS信号(GPS)を受信していることを確認する。

GPSマークが表示されないときや点滅が継続するときは、受信状態を確認してください。(取扱説明書「ナビ編」)

取付角度設定・車両信号情報・拡張ユニット情報の確認をする

1 MENUを押す。

ツートップメニューが表示されます。

2 情報/設定にタッチする。

3 情報からシステム情報にタッチする。

4 設定する項目を選ぶ。

取付角度設定/車両信号情報/拡張ユニット情報それぞれの手順5へ進みます。

取付角度を測る

  1. 取付ゲージを組み立てる。
  2. 車体が水平になる場所で、ナビゲーション本体に取付ゲージを下図のようにあて、本体の取付角度を測る。ナビゲーション本体の向きに関わらず、マークを車の進行方向に向けて測ってください。床に置いた場合は、取付ゲージをナビゲーション本体の上に置いて、角度を測ってください。

取付ゲージを折ったり曲げたりしないでください。正確な角度が測れなくなります。

SALAS (取扱説明書「ナビ編」)による、立体駐車場などでの自車位置測位の精度を向上させるため、必ず設定してください。(お買い上げ時は、「未設定」となっています。)

5 取り付け角度を設定し、「決定」にタッチする。

調整範囲:(5°ステップ)-30°~+30°。お買い上げ時の設定:未設定。ナビゲーション本体を取り付けた向きに応じて、下記の範囲で設定してください。進行方向に対して正面:-30°~0°、背面:0°~+30°、左90°:0°のみ、右90°:0°のみ。

5 車両信号を確認する。

  1. 「リバース」「サイドブレーキ」「スモールランプ」「GPSアンテナ」「地上デジタルチューナー」「スピード」「ACC電圧」を確認する。
  2. 「パルスリセットにタッチして、「車速パルス」をリセットする。同じように、「学習レベル」「ジャイロ角度補正」「3Dセンサー補正」もリセットする。
  3. 現在地画面を表示させ、平均時速20km以上で見通しの良い場所をしばらく(60分程度)走行したあと、「車速パルス」「学習レベル」「ジャイロ角度補正」「3Dセンサー補正」を確認する。
項目確認内容
リバースシフトレバーをR (リバース) に入れると、ON表示に変わりますか?
サイドブレーキサイドブレーキを引くと、ON表示に変わりますか?
スモールランプ車のスモールランプが点灯すると、ON表示に変わりますか?
GPSアンテナON表示になっていますか?
地上デジタルチューナーON表示になっていますか?
スピード自車の速度を表示します。
ACC電圧約12V (11~16V) になっていますか?
車速パルス*リセットすると「0」になります。走行後、数字が変化していますか?
学習レベルリセットすると「レベル1」になります。走行後、数字が変化していますか?(レベル3が最大)
ジャイロ角度補正リセットすると「未補正」になります。走行後、「補正完」になっていますか?
3Dセンサー補正リセットすると「未補正」になります。走行後、「補正完」になっていますか?

*車から出力される車速パルスに一定の係数(車速補正係数)をかけて距離を算出し、より正確な自車位置を地図画面上に表示させることができます。(全自動距離補正システム)

5 拡張ユニットの取り付けを確認する。

項目確認内容
SDメモリーカード別売のSDメモリーカードを挿入すると、ON表示に変わりますか?
ビーコンユニット別売のVICSビーコンユニット(CY-TBX55D)を接続している場合、ON表示になっていますか?
ETCユニット別売のETC車載器(CY-ET907D/KD、CY-ET807Dなど)を接続している場合、ON表示になっていますか?
iPod市販のiPodを接続している場合、ON表示になっていますか?
Bluetoothユニット別売のBluetoothユニット(CY-BT200D)を接続している場合、ON表示になっていますか?

お知らせ: 次の場合にも「車速パルス」「学習レベル」「ジャイロ角度補正」「3Dセンサー補正」をリセットしてください。別の車に本機を載せかえた、タイヤをローテーションした、タイヤを交換した。市街地などで渋滞・停車を頻繁に繰り返すコースや右左折が多いコース、またGPS信号を受信しにくいコースでは補正処理に時間がかかり、学習内容に誤差が出ることがあります。車種によっては、スピードをあげると自車マークが動かなくなることがありますが、補正処理を行っている間は故障ではありません。

以上で取り付け・配線の確認は終了です。不完全な項目があるときは、正しく取り付け・配線されていない可能性があります。再度取り付け・配線を確認してください。

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hds965td t Adobe InDesign CS2 J (4.0.5) Adobe PDF Library 7.0

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