Sony SU-WL850 壁掛けユニット 取付方法
E-962-100-13(1)
対応モデル
KJ-75X9500H/65X9500H/55X9500H
お客様へ
本製品の取り付けには、確実な作業が必要になります。必ず、販売店や工事店に依頼して、安全性に充分考慮して確実な取り付けを行ってください。
この取扱説明書には、事故を防ぐための重要な注意事項と製品の取り扱い方が示されています。この取扱説明書をよくお読みのうえ、製品を安全にお使いください。お読みになったあとは、いつでも見られるところに必ず保管してください。
販売店様・特約店様へ
壁掛けユニットの取り付けには特別な技術が必要ですので、設置の際には取扱説明書をよくご覧のうえ、設置を行ってください。取り付け不備や、お取り扱い不備による事故、損傷については、当社では責任を負いません。なお、この取扱説明書は、取り付け作業後にお客様に渡してください。
⚠ 警告 安全のために
ソニー製品は安全に充分配慮して設計されています。しかし、まちがった使いかたをすると、火災・感電・転倒・落下などにより人身事故になることがあります。事故を防ぐために安全のための注意事項を必ずお守りください。
警告表示の意味
⚠ 警告: この表示の注意事項を守らないと、火災・感電・転倒・落下などにより死亡や大けがなどの人身事故につながることがあります。
▲ 注意: この表示の注意事項を守らないと、けがをしたり周辺の家財に損害を与えたりすることがあります。
注意を促す記号
- ⚠ 火災
- ☠ 感電
行為を禁止する記号
- ✖ 禁止
取り付け工事は専門業者に依頼する
また取り付けのときは幼児を遠ざける
正しく取り付けないと、以下のようにおこります。取り付けは専門業者にご依頼ください。
- テレビが落ちると、打撲や骨折など大けがの原因となります。
- 強度の弱い壁や、平面ではなかったり垂直ではない壁に取り付けた場合、壁掛けユニットの落下によるけがや破損の原因となります。壁は、少なくともテレビの質量の6倍に耐えられる強度が必要です。(テレビの質量は、テレビに付属の取扱説明書をご覧ください。)
- 壁への取り付けがもろい場合、壁掛けユニットの落下によるけがや破損の原因となります。
テレビの移動や取り外しは、専門の業者に依頼する
専門業者以外の人が移動や取り外しを行うと、テレビが落下したりして、けがや破損の原因となることがあります。また、移動や取り外しは、機種に応じて必ず3人または2人以上で行ってください。また、設置するときは、お子様が近づかないようにしてください。
テレビを取り付けたあとはネジなどを外さない
テレビが落ちて、けがや破損の原因となります。
取り付け部品の変更は行わない
壁掛けユニットの落下によるけがや破損の原因となることがあります。
対応モデル
対応モデルについては予告なく変更になる場合があります。
本製品が使用できるかどうかはテレビ本体付属の取扱説明書、またはテレビ本体付属の別冊をあわせてご覧ください。
お客様へ
⚠ 警告: 下記の注意事項を守らないと火災・感電・落下などにより死亡や大けがの原因となります。
- ✖ テレビをむやみに上下左右に揺らさない。落下によるけがや破損の原因となります。
- ▲ 注意: 下記の注意事項を守らないとけがをしたり周辺の家財に損害を与えたりすることがあります。
- 指をはさまないよう充分注意してください(ブラケット/スイーベル操作時)。
- スイーベル操作をするときは周囲の人に壁掛けのテレビをぶつけないよう、ゆっくりと操作してください。
- ブラケットを使用しない場合には、お子様の手が届かない場所に保管してください。
- 掃除やお手入れのときは、力をかけない。掃除やお手入れのときに、テレビの上面に手を置いたり、力をかけたりしないでください。テレビの落下によるけがや破損の原因となります。
- ✖ テレビがはみ出すような取り付けはしない。壁掛けユニットを、柱などのテレビがはみ出してしまうような場所には取り付けないでください。身体や物などがぶつかってけがや破損の原因となります。
- エアコンの上や下にはテレビを取り付けない。送風などで直接、風が当たり続けたり、水もれによってぬれたりすると、火災や感電、故障の原因となることがあります。
- 取り付け手順に従って、しっかり取り付ける。ネジがゆるんでいたり抜けていたりすると、壁掛けユニットが落下して、けがや破損の原因となります。壁の材質に合ったネジ(径8mm相当4本以上)で、しっかりと固定してください。
- ✖ 取り付け作業中にテレビに衝撃を与えない。テレビが落下したり、壊れたりして、けがの原因となることがあります。
- 垂直で平らな壁面にテレビを取り付ける。垂直ではなかったり、平らではない壁面に取り付けると、テレビが落下して、けがの原因となります。
- 取り付け作業が適切に完了したら、ケーブル類を固定する。ケーブル類が足に引っかけたりすると、けがをしたり、テレビを破損したりすることがあります。
- 電源コードおよび接続ケーブルをはさまないようにする。電源コードおよび接続ケーブルを壁面にはさんだり、無理に曲げたり、ねじったりすると、芯線が露出したり、ショート、断線して、火災や感電の原因となります。
壁の種類について
テレビを取り付ける壁の種類は?
はじめに、テレビを取り付ける壁の種類を確かめてください。
木柱壁、または間柱のある石膏ボードの場合
ご注意:
- 壁面を覆う石膏ボードや、壁面パネルなどの厚みは、16mm未満にしてください。
- 壁掛けブラケットを取り付ける柱の寸法は、取り付ける面の幅38mm、奥行き89mm以上が必要です。
- 柱と柱の間隔は、406mm以上必要です。
コンクリート、またはコンクリートブロック壁の場合
ご注意:
- 壁掛けブラケットは、直接コンクリート面に取り付けてください。
- 壁掛けブラケットを取り付ける壁の厚さは、203mm以上必要です。
- コンクリートブロック壁の場合、コンクリートブロックは、203×203×406mm以上必要です。
作業を始める前に準備する
- テレビに付属の取扱説明書、組み立て/設置ガイドを用意してください。
- お使いのテレビの取り付け位置をご確認ください。
- 取り付ける壁の材質に合った径8mm相当のネジ4本以上と、ネジに合ったワッシャーを用意してください(付属品ではありません)。
部品を確認する
すべての部品がそろっているかを確認してください。
SU-WL850付属品
- [WM1] 壁掛けブラケット (1)
- [WM2] 壁掛け金具 (1)
- [WM3] クッション (4)
- [M6] ネジ (4)
- [WT1] コードクランパー (6)
テレビの付属品
- [VS] 壁掛け用アタッチメント (4)
必要な工具など
以下の工具などは付属していませんのでご用意ください。
- [Note 1] 木柱壁、または間柱のある石膏ボードに使用します。
- [Note 2] コンクリート、またはコンクリートブロック壁に使用します。
- [Note 3] マイナスドライバー・ワッシャーを使用しない機種もあります。
- [Note 4] 木ネジとワッシャーは下記に合うものをご使用ください。
工具リスト: [ドリル], [ドリルビット 5.5mm], [ドリルビット 10mm], [ハンマー], [鉛筆], [プラスドライバー], [マイナスドライバー], [トルクレンチ 1.5 Nm {15 kgf·cm}], [メジャー], [水平器], [間柱センサー]
ネジ/ワッシャーの目安: 径8mm x 長さ60mm、ワッシャーは7.5mm以下
A 木柱壁または間柱のある石膏ボードにテレビを取り付ける
壁掛けブラケットを壁に取り付ける
- 取り付け位置を決める。
壁には充分なスペースがあることをご確認ください。取り付ける壁にはテレビの質量の6倍に耐えられる強度が必要です。テレビを壁掛けするときは、次の表を参照してください。テレビの質量については、テレビの取扱説明書を参照してください。
[Diagram: Side view and top view of TV mounting points on wall, showing dimensions A, B, C, D, E, F, G]
- 間柱センサーを使って柱を探索し、梁位置の中央に線を引く。 (目安: 406mm以上間隔)
- 壁掛けブラケット WM1を壁にあて、柱に合わせて穴あけ位置の印(4箇所)を付ける。
ご注意: ブラケット WM1 が床と平行になるように、水平器を使用してください。
- 印に合わせて、壁に下穴(4箇所)をあける。
ご注意: 下穴は、5.5mm径以上のドリルで、75mmの深さま で開けてください。
- 木ネジ(別売)とワッシャー(別売)で、壁掛けブラケット WM1を壁に取り付ける。
ご注意: 木ネジを締め切る前に、ブラケットが水平になっているか水平器を使って確認してください。正しく取り付けないと、木ネジでしっかり支えることができません。また、木ネジを締め付けすぎないように注意してください。
- 印に合わせて、下穴(2箇所)をあける(下穴のあけ方については、手順4をご確認ください)。
- 木ネジ(別売)とワッシャー(別売)を取り付ける。
ブラケットが床と平行になるように、水平器を使用してください。
- 壁掛けブラケットのアームを手前に引く。
テレビの取り付け準備をする
- 画面を押さえたり、強い力を加えたりしないでください。 [✕]
- テレビをスタンドに取り付ける。 組み立て/設置ガイドをご参照ください。
- テレビ背面のネジを外す。
ご注意: 取り外したネジは、お子様の手の届かない安全な場所に保管してください。
- 壁掛け用アタッチメント(テレビに付属)をテレビ背面に取り付ける。 壁に対して平行になるように取り付けます。(推奨トルク: 1.5 N·m {15 kgf·cm})
- クッション WM3を取り付ける。
- ネジ M6 で、壁掛け金具 WM2 をテレビに取り付ける。
- スタンドをテレビから取り外す。
- まず片側のスタンドを取り外します。テレビを持ち上げてスタンドを外す際は、必ず1人がスタンドを両手でしっかりと持ってください。
- 同様にもう一方のスタンドを取り外します。
ご注意: スタンドの取り外しは、必ず3人以上で行ってください。スタンドをテレビから取り外すときは、力を入れすぎないようにしてください。テレビが落下し、けがをしたりテレビが破損したりする場合がありますので、スタンドの取り扱いには充分に注意してください。スタンドを取り外すためにテレビを持ち上げる際、スタンドが落下してけがをする場合がありますので、注意してください。スタンドをテレビから取り外すときは、スタンドが落下してテレビ台や床などを傷つけないように注意してください。
テレビを壁に取り付ける
- テレビを持ち上げて、壁掛けブラケットに取り付ける。
⚠ 警告: テレビは、必ず2人以上(75インチ以上のテレビは3人以上)で持ってください。 [✕]
[Diagram: Two people lifting TV and attaching it to the wall bracket. Shows wall bracket (WM1) and TV bracket (WM2) engaging.]
壁掛け金具が壁掛けブラケットに正しく掛かっているか確認し、テレビが落ちないように両手をゆっくり放してください。
- テレビの片側を手前に引き出す。
- ネジ M6 で、壁掛けブラケットとテレビを固定する。
- ケーブル類を取り付ける。
ヒント: ケーブル類の取り付けについて詳しくは、テレビに付属の組み立て/設置ガイドをご覧ください。
- テレビの下部を持って、テレビを壁側に動かす。
ご注意: 指をはさまないようにご注意ください。接続するケーブルの種類や数によっては、テレビが壁から少し離れる場合がありますが、故障ではありません。
[Diagram: Person pushing TV towards the wall. Final view of mounted TV.]
取り付け完了を確認する
以下の項目を確認してください。
- ケーブル類がねじれたり、はさまったりしていないこと。
⚠ 警告: 電源コードなどの不適切な処理は、ショートによる感電や火災を引き起こす恐れがあります。安全のために確認作業を確実に行ってください。
B コンクリートまたはコンクリートブロック壁にテレビを取り付ける
壁掛けブラケットを壁に取り付ける
- 取り付け位置を決める。
壁には充分なスペースがあることをご確認ください。取り付ける壁にはテレビの質量の6倍に耐えられる強度が必要です。テレビを壁掛けするときは、次の表を参照してください。テレビの質量については、テレビの取扱説明書を参照してください。
[Diagram: Side view and top view of TV mounting points on wall, showing dimensions A, B, C, D, E, F, G]
- 壁掛けブラケット WM1を壁にあて、穴あけ位置の印(4箇所)を付ける。
ご注意: ブラケット WM1 が床と平行になるように、水平器を使用してください。
- 印に合わせて壁に下穴(4箇所)をあける。 (目安: 10mm径)
- コンクリート用プラグ(別売)を壁に打ち込む。
- 木ネジ(別売)とワッシャー(別売)で、壁掛けブラケット WM1を壁に取り付ける。
ご注意: 木ネジを締め切る前に、ブラケットが水平になっているか水平器を使って確認してください。正しく取り付けないと、木ネジでしっかり支えることができません。また、木ネジを締め付けすぎないようにします。
- 壁掛けブラケットのアームを手前に引く。
テレビの取り付け準備をする
- 画面を押さえたり、強い力を加えたりしないでください。 [✕]
- テレビをスタンドに取り付ける。 組み立て/設置ガイドをご参照ください。
- テレビ背面のネジを外す。
ご注意: 取り外したネジは、お子様の手の届かない安全な場所に保管してください。
- 壁掛け用アタッチメント(テレビに付属)をテレビ背面に取り付ける。 壁に対して平行になるように取り付けます。(推奨トルク: 1.5 N·m {15 kgf·cm})
- クッション WM3を取り付ける。
- ネジ M6 で、壁掛け金具 WM2 をテレビに取り付ける。
- スタンドをテレビから取り外す。
- まず片側のスタンドを取り外します。テレビを持ち上げてスタンドを外す際は、必ず1人がスタンドを両手でしっかりと持ってください。
- 同様にもう一方のスタンドを取り外します。
ご注意: スタンドの取り外しは、必ず3人以上で行ってください。スタンドをテレビから取り外すときは、力を入れすぎないようにしてください。テレビが落下し、けがをしたりテレビが破損したりする場合がありますので、スタンドの取り扱いには充分に注意してください。スタンドを取り外すためにテレビを持ち上げる際、スタンドが落下してけがをする場合がありますので、注意してください。スタンドをテレビから取り外すときは、スタンドが落下してテレビ台や床などを傷つけないように注意してください。
テレビを壁に取り付ける
- テレビを持ち上げて、壁掛けブラケットに取り付ける。
⚠ 警告: テレビは、必ず2人以上(75インチ以上のテレビは3人以上)で持ってください。 [✕]
[Diagram: Two people lifting TV and attaching it to the wall bracket. Shows wall bracket (WM1) and TV bracket (WM2) engaging.]
壁掛け金具が壁掛けブラケットに正しく掛かっているか確認し、テレビが落ちないように両手をゆっくり放してください。
- テレビの片側を手前に引き出す。
- ネジ M6 で、壁掛けブラケットとテレビを固定する。
- ケーブル類を取り付ける。
ヒント: ケーブル類の取り付けについて詳しくは、テレビに付属の組み立て/設置ガイドをご覧ください。
- テレビの下部を持って、テレビを壁側に動かす。
ご注意: 指をはさまないようにご注意ください。接続するケーブルの種類や数によっては、テレビが壁から少し離れる場合がありますが、故障ではありません。
[Diagram: Person pushing TV towards the wall. Final view of mounted TV.]
取り付け完了を確認する
以下の項目を確認してください。
- ケーブル類がねじれたり、はさまったりしていないこと。
⚠ 警告: 電源コードなどの不適切な処理は、ショートによる感電や火災を引き起こす恐れがあります。安全のために確認作業を確実に行ってください。
テレビを取り外す場合
取り付けと逆の手順を行ってください。
⚠ 警告: テレビを取り外すときは2人以上(75インチ以上のテレビは3人以上)でしっかり持ってください。
主な仕様
[Diagram: Shows the WM1 bracket with dimensions labeled a through i.]
寸法: (約)[mm]
a | 354 |
b | 116 |
c | 77 |
d | 563 |
e | 533 |
f | 370 |
g | 368 |
h | 350 |
i | 11 |
質量(壁掛けブラケットのみ):(約)[kg]
3.0
本機の仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。
テレビ取り付けのための寸法表(mm)
テレビモデル名 | A | B | C | D | E | F*2 | G*2 (°) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
KJ-75X9500H | 1,672 | 960 | 364 | -122*1 | 85 | 288 | 15 |
KJ-65X9500H | 1,448 | 833 | 363 | -59*1 | 83 | 286 | 18 |
KJ-55X9500H | 1,229 | 710 | 363 | 3 | 83 | 286 | 20 |
*1 取り付け位置は画面の中心位置よりも下になります。
*2 おおよその値です。
ご注意:
- 取り付け寸法は取り付け状態により若干異なることがあります。
- 壁に取り付けたとき、設置条件によりテレビの上側が若干手前に傾く場合がありますが、ご利用に問題はありません。