CITIZEN取扱説明書
はじめに
このたびは、シチズンウオッチをお買い上げいただきましてありがとうございます。ご使用の前にこの取扱説明書をよくお読みの上、正しくお使いくださいますようお願い申し上げます。この取扱説明書は大切に保管し、必要の際に ご覧ください。シチズンのホームページ(https://citizen.jp/)でも操作方法がご覧いただけます。また、モデルによっては、外装機能(計算尺、タキメーターなど)が搭載されている場合があります。取扱説明書に記載されていない外装機能の操作も、同様にご覧いただけます。
機種番号の見かた
時計の裏ぶたに、アルファベットを含む4ケタと6ケ夕以上からなる番号が刻印されています。(右図)この番号を「側番号」と言います。側番号の先頭の4桁が機種番号になります。右の例では「△△△△」が機種番号です。
刻印の位置の例:
ΔΔΔΔ-ΟΟ○○○○
時計によって表示位置は異なります。
安全にお使いいただくために―必ずお読みください
お使いになる人や他の人への危害、財産への損害を未然に防止するため、必ずお守りいただくことを、次のように説明しています。絵表示の意味をよく理解してから、20~33ページを必ずお読みください。
表示内容を無視して誤った使い方をしたときに生じる危害や損害の程度を、次の表示で区分し、説明しています。
- ▲ 危険: この表示の欄は、「死亡または重傷などを負う可能性が高い」内容です。
- ▲ 警告: この表示の欄は、「死亡または重傷などを負う可能性が想定される」内容です。
- ▲ 注意: この表示の欄は、「傷害を負う可能性または物的損害のみが発生する可能性が想定される」内容です。
お守りいただく内容の種類を、次の絵表示で区分し、説明しています。(下記は、絵表示の一例です。)
- ! このような絵表示は、気を付けていただきたい「注意喚起」内容です。
- ? このような絵表示は、してはいけない「禁止」内容です。
ご使用になる前に
開封後、時計をご使用になる前に、必ず次のことを行ってください。
- 秒針が1秒ごとに動いているか確認する
秒針が2秒ごとに動いているときは、充電が必要です。
この時計は、文字板に光を当てて充電します。時計を快適にお使いいただくために、時計に光をこまめに当てて充電してください。充電については10~13ページをご覧ください。
バンド調整について
お客様ご自身で時計のバンド(金属やゴム)の長さを調整しないでください。時計が落下したり、調整時にケガをする怖れがあります(製品にバンド調整用の道具が付属している場合は除く)。バンドの調整は、お買い上げ店または、弊社お問い合わせ窓口にて承っております。その他のお店では有料もしくは取り扱っていない場合があります。
保護シールについて
時計のガラスや金属部分(裏ぶた、バンド、中留め)にシールが貼られているときは、ご使用の前に必ずはがしてください。シールのすき間に汗や水分が入り込むと、皮膚のかぶれや金属の腐食の原因となる場合があります。
特殊な構造のりゅうずやボタンの使いかた
モデルによっては、誤操作を防ぐため、次のような構造のりゅうずやボタンの場合があります。
ねじロックりゅうず・ねじロックボタン
時計を操作するときは、ロックを解除してください。
ロックを解除する | 再びロックする | |
---|---|---|
ねじロック りゅうず | りゅうずが飛び出すまで、左に回す | りゅうずを押し込みながら右に回し、しっかり締める |
ねじロック ボタン | ねじを左に回し、止まるまでゆるめる | ねじを右に回し、しっかり締める |
もくじ
- 各部の名称: 8
- 充電について: 10
- 時刻を合わせる: 14
- 日を合わせる: 16
- 困ったときは: 19
- エコ・ドライブ取り扱い上の注意: 20
- 防水性能について: 22
- お取り扱いにあたって: 24
- 保証とアフターサービスについて: 32
- 製品仕様: 34
- お問い合わせ窓口: 36
各部の名称
【日/24時間表示付きモデル】
12時方向に日針、6時方向に24時間針のあるモデルです。
① 時針
② 分針
③ 秒針
④ りゅうず
⑤ 曜針
⑥ 日針
⑦ 24時間針
・お買い上げいただいた時計は、イラストと異なる場合があります。
機種番号:8723
【日/曜表示付きモデル】
3時方向に日針、9時方向に曜針のあるモデルです。
① 時針
② 分針
③ 秒針
④ りゅうず
⑤ 曜針
⑥ 日針
機種番号:8725
【日/曜/24時間表示付きモデル】
3時方向に日針、6時方向に24時間針、9時方向に曜針のあるモデルです。
① 時針
② 分針
③ 秒針
④ りゅうず
⑤ 曜針
⑥ 日針
⑦ 24時間針
・お買い上げいただいた時計は、イラストと異なる場合があります。
機種番号:8729
充電について
この時計は、ケース内面にあるソーラーセルによって発電された電気エネルギーを、内蔵の二次電池に蓄えることができます。充電は、文字板に直射日光や蛍光灯などの光を当てることにより行われます。
時計を太陽光の当たる窓際などの明るい場所に置き、次のように充電すると、快適にご使用いただけます。
- 月に一度は直射日光に当てて、5~6時間充電する
- 光の当たらない場所での長期保管を避ける
注意
- 高温下(約60℃以上)での充電はおやめください。
- 衣服などで時計が隠れて光に当たらないと、十分に充電できないのでご注意ください。
充電不足になると(充電警告機能)
充電不足になると「充電警告機能」が働き、秒針が2秒ごとに動きます(2秒運針)。文字板に光を当てて充電してください。
- しばらく充電すると、秒針が1秒ごとに動くようになります(通常運針)。
- 2秒運針が4日以上続くと、充電不足で時計が停止します。
注意
- 2秒運針している場合でも、時刻・日は表示されます。
環境ごとの充電時間の目安
連続して照射した場合の数値です。目安としてご利用ください。
環境 | 明るさ (lx、ルクス) | 通常に動く 状態を1日 保つ | 充電時間(約) | |
---|---|---|---|---|
時計が停止して から通常に動き 出すまで | 時計が停止して から充電完了 まで | |||
屋外(晴天) | 100,000 | 19分 | 7.5時間 | 90時間 |
屋外(曇天) | 10,000 | 35分 | 15時間 | 180時間 |
30W蛍光灯 の20cm下 | 3,000 | 1.5時間 | 30時間 | 320時間 |
屋内照明 | 500 | 5時間 | 160時間 | - |
・直射日光での充電をおすすめします。蛍光灯や屋内照明では、十分に充電するには明るさが不十分です。
充電完了後、一度も充電しないで時計が停止するまで
およそ6ヵ月間使用できます(通常使用時)。
クイックスタート機能
この時計は、充電不足で針が停止しているときでも、充電を始める とすぐに針が動き始めます。
- 針が動き始めても、引き続き充電を行ってください。
- 充電後、時刻/カレンダーを合わせます。(→ 14ページ)
時刻を合わせる
- 秒針が0秒を指しているときに、りゅうずの位置を2にする。すべての針が停止します。
- りゅうずを右に回し(時計回り)、曜日を合わせる (曜表示付きモデルのみ)
- 時針が午前0時から午前5時までの間に曜日が動きます
- 曜日は時針・分針に連動して動くため、曜日を合わせたあと、時刻を合わせます。
- 早修正はできません。
- りゅうずを回して、時刻を合わせる
- 日の切り替わりを確認し、午前/午後に注意して合わせます。
- 分針を正しい時刻から5分ほど進めてから逆に戻して合わせると、より正確な針合わせができます。
- 時報などに合わせて、りゅうずの位置を0にして終了する
- 日は22時半ごろから切り替わり始め、0時ごろに切り替わります。
- 曜は0時ぐらいから切り替わり始め、5時ごろに切り替わります。(曜表示付きモデル)
日を合わせる
この時計は、3月、5月、7月、10月、12月の初日に日表示を合わせる必要があります。
・時計の時刻が21時から0時までの間は、日表示合わせを避けてください。日表示が正しく切り替わらない場合があります。
- りゅうずの位置を1にする
- りゅうずを反時計回りに回して、日表示を合わせる
- りゅうずの位置を0にして終了する
困ったときは
困ったときは以下の項目をご確認ください。
時計の状態 | 対処方法 | 詳細ページ | |
---|---|---|---|
針の動きがおかしい | 秒針が2秒ごとに動く | 充電する | 10 ~ 13 |
秒針が動かない | りゅうずの位置を0にする 充電する |
15 10~13 |
|
日表示、曜表示がおかしい | 日表示が正しくない | 日を合わせる 午前午後が合っているかを確認する カレンダーの切り替わり時間中(午後9時~午前0時)でないことを確認する |
16~18 15 16 |
曜表示が正しくない | 曜を合わせる | 14 |
エコ・ドライブ取り扱い上の注意
《時計は常に充電を心がけてお使いください》
- 日常長袖などを着用していると、時計が隠れて光に当たらないため、充電不足になりやすいのでご注意ください。
- 時計を外したときも、できるだけ明るい場所に置くように心がけると、時計は常に正しく動き続けます。
充電上の注意
・充電の際に時計が高温になると、故障の原因となりますので高温(約60℃以上)での充電は避けてください。
- 白熱灯、ハロゲンランプなど、高温になりやすい場所での充電
- 白熱灯で充電するときは、必ず50cm以上離して時計が高温にならないように注意して充電してください。
- 車のダッシュボードなどの高温になりやすい場所での充電
二次電池の交換について
・この時計に使われている二次電池は充電を繰り返し行えるため、従来の一次電池のように定期的な電池交換の必要はありません。
ただし、長期間使用されますと、歯車の汚れ、油切れなどにより電流消費が大きくなり持続時間が短くなることがあります。
二次電池の取り扱いについて
・お客様は時計から二次電池を取り出さないでください。やむを得ず二次電池を取り出した場合は、誤飲防止のため、幼児の手の届かない所に保管してください。
万一、二次電池を飲み込んだ場合は、ただちに医師と相談して治療を受けてください。
・一般のゴミと一緒に捨てないでください。発火、環境破壊の原因となりますので、ゴミ回収を行っている市町村の指示に従ってください。
指定の二次電池以外は使わないでください
・この時計に使われている二次電池以外の電池は、絶対に使用しないでください。
他の種類の電池を組み込んでも時計は作動しない構造になっていますが、無理に銀電池など、他の種類の電池を使い、万一充電されると過充電となり電池が破裂して時計の破損および人体を傷つける危険があります。二次電池交換の際は、必ず指定の二次電池をご使用ください。
防水性能について
・時計の文字板もしくは裏ぶたの防水性能表示をご確認の上、下表を参照して正しくご使用ください。(1barは約1気圧に相当します)
・WATER RESIST(ANT)×× barはW.R.×× barと表示している場合があります。
・非防水時計は、水中や水に触れる環境での使用はできません。
・日常生活用防水時計(3気圧防水)は、洗顔などには使用できますが、水中での使用はできません。
名称 | 表示 (文字板または裏ぶた) | 仕様 |
---|---|---|
非防水時計 | - | 非防水 |
日常生活用防水時計 | WATER RESIST | 3気圧防水 |
日常生活用強化防水時計 | W. R. 5 bar | 5気圧防水 |
日常生活用強化防水時計 | W. R. 10/20 bar | 10気圧防水、20気圧防水 |
・日常生活用強化防水時計(5気圧防水)は、水泳などには使用できますが、素潜り(スキンダイビング)やスキューバ潜水などには使用できません。
・日常生活用強化防水時計(10/20気圧防水)は、素潜りには使用できますが、スキューバ潜水・ヘリウムガスを使う飽和潜水には使用できません。
使用例
水がかかる程度の 使用。(洗顔、雨など) | 水仕事や一般水泳 に使用。 | スキンダイビング、 マリンスポーツに 使用。 | 空気ボンベを使用 するスキューバ潜 水に使用。 | 水滴がついた状態 でのりゅうずや ボタンの操作。 | |
---|---|---|---|---|---|
非防水時計 | ❌ | ❌ | ❌ | ❌ | ❌ |
日常生活用防水時計 | ⭕ | ❌ | ❌ | ❌ | ❌ |
日常生活用強化防水時計 (5気圧防水) | ⭕ | ⭕ | ❌ | ❌ | ❌ |
日常生活用強化防水時計 (10/20気圧防水) | ⭕ | ⭕ | ⭕ | ❌ | ❌ |
お取り扱いにあたって
人への危害を防ぐために
- 幼児を抱くときなどは、幼児のけがや事故防止のため、あらかじめ時計を外すなど十分ご注意ください。
- 激しい運動や作業などを行うときは、ご自身や第三者へのけがや事故防止のため、十分ご注意ください。
- サウナなど時計が高温になる場所では、やけどの恐れがあるため絶対に使用しないでください。
- バンドの中留め構造によっては、着脱の際に爪を傷つける恐れがありますのでご注意ください。
- 時計をしたまま就寝しないでください。思わぬけがやかぶれを引き起こす恐れがあります。
使用上の注意
- りゅうずは常に押し込んだ状態(通常位置)でご使用ください。りゅうずがねじ締めタイプであれば、しっかり固定されているか確認してください。
- 水分のついたままりゅうず操作をしないでください。時計内部に水分が入り防水不良となる場合があります。
- 万一、時計内部に水が入ったり、またガラスの内面にクモリが発生し長時間消えないときは、そのまま放置せず、お買い上げ店または、弊社お問い合わせ窓口へ修理、点検を依頼してください。
- 時計の防水性能が高い場合でも、次のことにご注意ください。
- 海水に浸したときは、真水で洗い乾いた布で良くふきとる。
- 水道水を蛇口から直接時計にかけない。
- 入浴するときは時計を外す。
- 時計内部に海水が入った場合には、箱やビニール袋に入れてすぐに修理依頼をしてください。時計内部の圧力が高まり、部品(ガラス、りゅうず、プッシュボタンなど)が外れる危険があります。
携帯時の注意
<バンドについて>
- 皮革バンドやウレタンバンド(ゴムバンド)は、汗や汚れにより劣化します。また皮革バンドは自然素材のため磨耗や変形、変色などの経年劣化があります。定期的に交換してください。
- 皮革バンドは材質の特性上、水に濡れると耐久性に影響がでる場合があります(脱色、接着はがれ)。また、かぶれの原因にもなります。
- 皮革バンドに揮発性薬品、漂白剤、アルコール成分が含まれる物質(化粧品など)が付着しないようにしてください。色落ち、早期劣化の原因となります。また、直射日光などの紫外線も変色や変形の原因となります。
- 皮革バンドの時計は防水時計であっても、水を使うときは時計を外すことをおすすめします。
- バンドは多少余裕を持たせ、通気性を良くしてご使用ください。
- ウレタンバンド(ゴムバンド)は、衣類等の染料や汚れが付着し、除去できなくなることがあります。色落ちするもの(衣類、バッグ等)と一緒に使用する場合はご注意ください。また、溶剤や空気中の湿気などにより劣化する性質があります。弾力性がなくなり、ひび割れを生じたらお取替えください。
・以下の場合は、速やかにバンドの調整・修理をご依頼ください。
- 腐食により、バンドに異常が認められたとき
- バンドのピンが飛び出しているとき
バンドの調整は、お買い上げ店または、弊社お問い合わせ窓口にて承っております。その他のお店では有料もしくは取り扱っていない場合があります。
<温度について>
・極端な高温/低温の環境下では、時計が停止したり、機能が低下する場合があります。製品仕様の作動温度範囲外でのご使用はおやめください。
<磁気について>
・アナログ式クオーツ時計は、磁石を利用した「ステップモーター」で動いており、外部から強い磁気を受けるとモーターの動きがみだされて、正しい時刻を表示しなくなる場合があります。
磁気の強い健康器具(磁気ネックレス・磁気健康腹巻など)、冷蔵庫のマグネットドア、バッグの留め具、携帯電話のスピーカー部、電磁調理器などに近づけないでください。
<ショックについて>
・床面に落とすなどの激しいショックは与えないでください。外装・バンドなどの損傷だけでなく機能、性能に異常を生じる場合があります。
<静電気について>
・クオーツ時計に使われているICは、静電気に弱い性質を持っています。強い静電気を受けると正しい時刻を表示しない場合がありますので、ご注意ください。
<化学薬品・ガス・水銀について>
・化学薬品・ガスの中でのご使用はお避けください。シンナー・ベンジン等の各種溶剤およびそれらを含有するもの(ガソリン・マニキュア・クレゾール・トイレ用洗剤・接着剤・撥水剤など)が時計に付着しますと、変色・溶解・ひび割れ等を起こす場合があります。薬品類には十分注意してください。また、体温計などに使用されている水銀に触れたりしますと、ケース・バンド等が変色することがありますのでご注意ください。
<保護シールについて>
・時計のガラス部分や金属部分(裏ぶた、バンド、中留め)にシールが貼られているときは、ご使用の前に必ずはがしてください。シールのすき間に汗や水分が入り込むと、皮膚のかぶれや金属の腐食の原因となる場合があります。
時計は常に清潔に
- りゅうずやプッシュボタンを長期間動かさないままにしていると、付着しているゴミや汚れが固まり、操作できなくなる事がありますので、ときどきりゅうずを空回りさせたり、プッシュボタンを押してください。また、ゴミ、汚れを落としてください。
- ケースやバンドは、直接肌に接しています。金属の腐食や汗、汚れ、ほこりなどの気づかない汚れで衣類の袖口などを汚す場合があります。常に清潔にしてご使用ください。
- ケースやバンドは直接肌に接しています。ケースやバンドに発生したサビ、汚れ、付着した汗、または金属、皮革アレルギーなどにより皮膚にかゆみ・かぶれを生じる場合があります。異常を感じたらすぐに使用を中止して医師に相談してください。
汗や汚れが付着した場合は、金属材質のバンドやケースは、はけなどを使い中性洗剤で汚れを除去してください。皮革材質のバンドは、乾いた布などで拭き、汚れを除去してください。
・皮革バンドは汗や汚れにより「色落ち」を起こすことがあります。乾いた布で拭くなどして常に清潔にご使用ください。
時計のお手入れ方法
- ケース・ガラスの汚れや汗などの水分は、柔らかい布で拭き取ってください。
- 金属バンド・プラスチックバンド・ウレタンバンド(ゴムバンド)は水で汚れを洗い落としてください。金属バンドのすき間につまったゴミや汚れは柔らかいハケなどで除去してください。
- 皮革バンドは乾いた布などで拭いて汚れを除去してください。
- 時計を長時間ご使用にならないときは、汗・汚れ・水分などを良く拭き取り、高温・低温・多湿の場所を避けて保管してください。
夜光付き時計の場合は
時計の文字板や針には、放射性物質などの有害物質を一切含まない、人体や環境に安全な物質を使用した蓄光塗料が使用されています。
この塗料は太陽光や室内照明(白熱灯を除く)などの光を蓄え、暗い所で発光します。
- 蓄えた光を放出させるため、時間の経過とともに少しずつ明るさ(輝度)は落ちていきます。
- 光を蓄えるときの光の明るさや光源からの距離、光の照射時間や蓄光塗料の量などによって、発光する時間に差異が生じます。
- 光が十分に蓄えられていないと、暗い場所で発光しなかったり、発光してもすぐに暗くなってしまう場合がありますのでご注意ください。
保証とアフターサービスについて
保証について
正常なご使用で、保証期間内に万一故障が生じた場合には、保証書に従い、無料修理いたします。
修理用部品の保有期間について
弊社は時計の機能を維持するための修理用部品を、通常7年間を基準に保有しております。ただし、ケース・ガラス・文字板・針・りゅうず・プッシュボタン・バンドなどの外装部品には、外観の異なる代替部品を使用させていただく場合がありますので、予めご了承ください。
修理可能期間について
弊社の修理用部品の保有期間中は修理が可能です。修理の可否については、現品ご持参の上販売店でご相談ください。なお、長期間のご使用による精度の劣化は、修理によっても初期精度の復元が困難な場合があります。
ご転居・ご贈答品の場合
保証期間中にご転居されたり、ご贈答品のためにご使用の時計がお買い上げ店のアフターサービスを受けられない場合には、弊社お問合せ窓口へご相談ください。
定期点検(有償)について
- 防水性能について
防水時計の防水性能は経年劣化しますので、安全に永くご使用いただくために2~3年に一度防水検査を行なっていただくことをお勧めします。防水性能を維持するためには、部品の交換が必要ですので、パッキンなどの交換をご依頼ください。 - 分解掃除(内装修理)について
腕時計を永くご愛用いただくには分解掃除(内装修理)が必要です。歯車などの部品は永くご使用いただくことにより磨耗してしまいますが、これを抑えるために潤滑油を使用しております。しかし経年劣化により潤滑油の汚れなどで部品の磨耗が進み、故障に至ることがあります。目安として5年に一度の分解掃除のご依頼をお勧めします。
その他お問い合わせについて
保証や修理、その他不明な点がございましたら、お買い上げ店または弊社お問合せ窓口へご相談ください。
製品仕様
機種 | 8723/8725/8729 | 型式 | アナログソーラーパワーウオッチ |
時間精度 | 平均月差±15秒 常温(+5℃~+35℃)携帯時 | ||
作動温度 範囲 | -10℃~+60℃ | ||
表示機能 | ・時刻:時・分・秒・24時間(24時間表示は8723、8729のみ) ・カレンダー: 日、曜(曜表示は8725、8729のみ) |
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持続時間 | ・充電完了後、一度も充電しないで時計が停止するまで: 約6ヶ月 ・充電警告が始まってから時計が停止するまで: 約4日 |
||
使用電池 | 二次電池(ボタン型リチウム電池) 1個 | ||
付加機能 | ・光発電機能 ・カレンダー機能 ・過充電防止機能 ・充電警告機能(2秒運針) ・クイックスタート機能 |
製品仕様は、改良のため、予告なく変更することがあります。