このドキュメントは、富士通ネットワークソリューションズが提供するIPCOM EX2シリーズのシステム構成について詳細に解説しています。シリーズには、EX2-3500、EX2-3200、EX2-1100、EX2-1100Bといったモデルが含まれます。
構成要素の概要
各モデルのシステム構成は、ハードウェアコンポーネント、ソフトウェアキット、および各種ソフトウェアライセンスの組み合わせによって決定されます。この図は、選択可能なオプションとその互換性を示しています。
- ハードウェア: 各モデル本体に加え、電源二重化オプション、電源ケーブル、拡張メモリ、ストレージ(HDD)、各種インターフェースカード(Ethernet、SFP+)、暗号カードなどが含まれます。
- ソフトウェアキット: SC、NW、IN、LB、DCといった様々な機能を持つソフトウェアバージョンが提供されており、モデルや用途に応じて選択されます。
- ソフトウェアライセンス: NW機能拡張、IPsec-VPN、L2TP/IPsec-VPN、SSLアクセラレーター、認証・検疫GW、WAF、標的型攻撃対策連携、IIOP負荷分散、クラウドサービス制御、IPSなどのライセンスオプションが用意されています。
- サポートサービス: アンチウイルスサポートサービス、Webコンテンツ・フィルタリングサポートサービス、シグネチャー型IPSサポートサービスなど、運用を支援するサービスも構成要素として記載されています。
IPCOM EX2シリーズの特長
IPCOM EX2シリーズは、高度なネットワークセキュリティ機能と柔軟な構成オプションを提供し、企業のネットワークインフラストラクチャの強化に貢献します。各モデルは、特定のビジネスニーズやトラフィック要件に合わせてカスタマイズ可能です。