Ampero Control Bluetooth MIDI Controller
Ampero ファミリー製品との使い方ガイド
ブランド: Hotone
はじめに
このマニュアルは、Hotone Ampero ファミリー製品と Ampero Control の使用方法を説明することを目的としています。詳細については、Ampero Control の詳細マニュアルをお読みください。
Ampero Control の詳細な日本語版マニュアルは下記よりご覧いただけます: https://allaccess.co.jp/hotone/amperocontrol/
尚、英語版マニュアルは、Hotone 公式 Web サイトの "Support" ---> "User Manual" もしくは、Ampero Control アプリの "Setting" ---> "Help" でもご覧いただけます。
モバイルデバイスとの接続
[図の説明] スマートフォンと Ampero Control ユニットの概念図。スマートフォンには Bluetooth ? アイコンが表示され、Ampero Control ユニットにも Bluetooth ? アイコンが表示されています。これは、モバイルデバイスと Ampero Control 間の Bluetooth 接続を示唆しています。
- モバイルデバイスの Bluetooth スイッチをオンにし、Ampero Control をオンにしてアプリを起動します。
- Ampero Control のフットスイッチ 2+3 を長押しして、Bluetooth ペアリングモードを有効にします。Bluetooth インジケーター (ユニットの画面右下隅) が点滅し、ペアリングステータスが「オン」であることを表示します。
- Ampero Control が起動ページのリストに表示されたら (アプリは近くにあるすべてのデバイスを自動的にスキャンします)、画面上の「Connect To The Selected Device / 選択したデバイスに接続」ボタンを選択してタップします。
[図の説明] Ampero Control アプリのインターフェースのスクリーンショット。スマートフォン画面には「1 Device Found」と表示され、「Ampero Control」がリストアップされています。接続するための「Connect To The Selected Device」ボタンが表示されています。
Bluetooth インジケーターは点灯したままになり、接続が成功したことを示します。✔️
AMPEROとの使用
接続
[図の説明] Ampero ユニットの MIDI IN ジャックと Ampero Control ユニットの MIDI OUT/THRU ジャックが MIDI ケーブルで接続されている接続図。
- Ampero と Ampero Control 両方の電源をオンにします。
- MIDI ケーブルで Ampero Control の MIDI OUT/THRU ジャックと Ampero の MIDI IN ジャックを接続します。
MIDI テンプレートをインポートする
- Ampero Control アプリを起動し、Ampero Control とペアリングします。
- 必要に応じてフットスイッチを選択し、フットスイッチモードを選択します。
- "➕" をクリックして MIDI テンプレートメニューを開き、「Ampero (System)」カテゴリーを選択します。
- インポートするテンプレートを選択します。必要に応じて、インポートした MIDI メッセージを編集することができます (MIDI メッセージチャンネルの変更など)。
- 画面の右上隅にある「Save / 保存」ボタンをクリックして変更した設定を保存します。
[図の説明] Ampero Control アプリのインターフェースのスクリーンショット。MIDI テンプレートのリストが表示され、テンプレートを選択する画面です。
[図の説明] Ampero Control アプリのインターフェースのスクリーンショット。インポートテンプレートのオプションが表示され、ファクトリーパッチやユーザーパッチを選択する画面です。
AMPEROとの併用
編集する
1. AAI web サイトの HOTONE 製品詳細ページ (https://allaccess.co.jp/hotone/) より Ampero ユーザーマニュアルにアクセスします。
2. ユーザーマニュアルに掲載されている MIDI コントロール情報リストを参照してください。
3. 必要な MIDI メッセージを見つけて、Ampero Control アプリに MIDI メッセージを入力します。
例) フットスイッチ 1 の機能を「1 回押して最初のユーザーパッチ (P01-1) を選択する」として設定します。
[図の説明] Ampero Control アプリのインターフェースのスクリーンショット。MIDI メッセージ編集画面が表示されています。
(1) Ampero ユーザーマニュアルで MIDI コントロール情報リストを見つけます。
(2) MIDI コントロール情報リストに示されているように、この機能を設定するには、2つの MIDI メッセージが特定の順序で必要です。
| CC# | Value Range | Comments |
|---|---|---|
| 0 | 0-1 | Bank MSB: User Patch: CC 0=1, PC=0-98 Factory Patch: CC 0=0, PC=0-98 |
(3) Ampero Control アプリを起動して空のバンクを選択し、フットスイッチ 1 を選んでフットスイッチモードを「Single」に設定します。
(4) "➕" をクリックしてメッセージを追加します: CH.=1 (デフォルトのまま)、Type = CC、Data1 = 0、Data2 = 1
(5) "➕" をクリックして2番目のメッセージ CH を追加します。CH. = 1 (デフォルトのまま)、Type = PC、Data1 = 0
(6) スクリーン右上隅にある「Save / 保存」ボタンをクリックして変更した設定を保存します。
次にフットスイッチ 1 を押すと、Ampero のパッチ P01-1 が選択されます。✔️
注: デフォルトでは、Ampero はすべての MIDI チャンネル (Omni / オムニ) から MIDI メッセージを受信します。したがって、ほとんどの場合、MIDI チャンネル (CH.) をデフォルトのままにしておきます。何らかの理由で Ampero の MIDI 受信チャンネルを変更したい場合は、必ず CH 変更を行ってください。ステップ 5、6 の値を Ampero の設定と一致させます。
AMPERO ONE と使用する
Ampero One には MIDI IN ジャックがないため、Ampero One を制御するには、Bluetooth MIDI ブリッジアプリ (例: iOS: midimittr、Android: MIDI BLE Connect) を備えたモバイルデバイスが必要です。
Ampero テンプレートを直接インポートするか、MIDI コントロール情報リストを参照できます。MIDI メッセージを自分で編集する場合は、「Output to / 出力先」オプションの「Bluetooth」を忘れずに切り替えてください。 ?
[図の説明] Ampero One ユニットとモバイルデバイスが USB OTG ケーブルで接続されている図。
[図の説明] Ampero Control アプリの「Edit MIDI Messages」画面のスクリーンショット。CH、Type、Data1、Data2、Output to (USB, MIDI, Bluetooth) のオプションが表示されています。
AMPERO SWITCH との併用
Ampero Switch を外部 MIDI フットスイッチとして使用できます。外部フットスイッチの機能は、Ampero Control のフットスイッチ 1~4 と同じです。
[図の説明] Ampero Control ユニットと Ampero Switch ユニットが TRS ケーブルで接続されている図。Ampero Control の EXP/CTRL 1 または 2 ジャックに接続されています。
- TRS ケーブルで Ampero Switch を Ampero Control の EXP/CTRL 1 または 2 ジャックに接続します。
- 接続に従って CTRL 1/2 を選択します。
- 「Type / タイプ」を「Dual FS / デュアル FS」に設定します。
- フットスイッチ機能 / MIDI メッセージを編集します (上記を参照)。
[図の説明] Ampero Control アプリのインターフェースのスクリーンショット。フットスイッチのタイプ選択画面が表示され、「Dual Footswitch」が選択されています。
AMPERO PRESS との併用
Ampero Control に接続すると、Ampero Press をリアルタイム エクスプレッション コントロール (パッチ ボリューム、エフェクト パラメーターなど) のコントローラーとして使用できます。
[図の説明] Ampero Control ユニットと Ampero Press ユニットが TRS ケーブルで接続されている図。Ampero Control の EXP/CTRL 1 または 2 ジャックに接続されています。
- TRS ケーブルで Ampero Press を Ampero Control の EXP/CTRL 1 または 2 ジャックに接続します。
- 接続に従って CTRL 1/2 を選択します。
- 「Type / タイプ」を「EXP Pedal / EXP ペダル」に設定します。
[図の説明] Ampero Control アプリのインターフェースのスクリーンショット。フットスイッチのタイプ選択画面が表示され、「EXP Pedal」が選択されています。
4. MIDI メッセージを編集します (上記を参照)。
注: 1. ペダルのパフォーマンスの正しい実行には、「Data 2 Min」と「Data 2 Max」の値を慎重に設定してください。例えば、Ampero Press でパッチの音量をコントロールする場合 (ヒール = ミュート、トウ = 最大音量)、 「Data 2 Min」を 0、「Data 2 Max」を 127 にする必要があります。
必要に応じて「Curve / カーブ」オプションを設定して、適切なパラメーター変化カーブを設定することもできます。ほとんどの場合、デフォルト (曲線 4、リニア) のままにしておきます。
[図の説明] Ampero Control アプリの「Edit MIDI Messages」画面のスクリーンショット。Data 2 Min、Data 2 Max、Curve オプションが表示されています。
AMPERO PRESS との併用、AMPERO PRESS のキャリブレーション
[図の説明] Ampero Control ユニットのイラスト。フットスイッチ 4 が強調表示されており、ユニットのディスプレイには「PdL」と表示されています。これはペダルキャリブレーションモードを示しています。
- フットスイッチ 4 を押したまま、Ampero Control の電源を入れます。画面には「PdL」と表示され、ユニットがエクスプレッションペダル キャリブレーションモードに入ったことを示します。
- 調整したいペダルを 100% (ヒールからトウまで) 上下に踏み込みます。最低でも 3 回行って下さい。ユニットは自動的にペダル動作のマッチングを行います。
- 上記の操作が完了したら、もう一度フットスイッチ 4 を押して、エクスプレッションペダルキャリブレーションモードを終了します。
重要情報と保証
この度は、HOTONE 製品をご購入頂き、誠に有り難うございます。本機の性能を十分発揮させると共に、末永くご愛用いただくため、必ずご使用前にこの取扱説明書をお読み下さい。お読みになった後は大切に保管してください。
ご使用になる前に、本機の性能をトラブルなく十分に発揮できる様、以下の説明を必ずお読み下さい。
警告: 安全のため、特に注意していただきたいこと ⚠️
- 異常があるときは、電源プラグまたは電源アダプターをコンセントから抜いて、ご購入先までご連絡ください。特に、異常な音がしたり、煙が出て異臭がした時などは、電源プラグをコンセントから抜いてください。
- 電気ショックを避けるため、本体を絶対に開けないでください。ご自身での調整や修理は危険です。まず、ご購入先までご依頼ください。また、火事や感電を避けるために、湿度が非常に高い場所に置いたり、雨天の際に野外で使用することは避けてください。
警告: 次のような場所での使用は避けてください。
- 湿度の非常に高い場所
- 砂やほこりが多い場所
- 台所、バスルーム、湿気の多い地下室など、水のかかりやすい場所・空気の循環を妨げる場所、ヒーターの近くなど、温度が高い場所
電源ソース
付属の専用電源アダプターを使用してください。100V 電源が正常に出力されているコンセントに接続して使用してください。また、長期に渡り本機を使用しない場合は、本機の電源コードをコンセントから抜いて保管してください。
取り扱いについて
- 乾いた柔らかい布を使用して、外装をきれいに保ちましょう。クリーナーやシンナーは使用しないでください。
- 記載外の使用方法で本機を使用されますと製品不良が発生する場合 が考えられます。必ず取扱説明書に基づいた使用方法でお楽しみください。
修理が必要な場合
ご購入先もしくは、弊社へご依頼ください。
- Web: https://allaccess.co.jp
- E-mail: support_rs@allaccess.co.jp
品質保証に関して
本機は、HOTONE 日本総代理店 オールアクセスインターナショナル株式会社が、ご購入後1年以内の品質保証を行っております。ただし、以下に該当する場合は、保証期間内であっても無償修理の対象にはなりません。
- 修理の際は、購入者や購入日が証明できる明細 (購入者が確認できる日付入りの購入明細、領収書等) をご提示いただけない場合。(ご購入後は、販売レシート等を大切に保管してください。)
- 非正規販売店や海外から購入された製品。中古品または譲渡された製品。
- 取扱説明書に記載されていない使用方法や使用条件による破損や修理。
注 1: 最初の購入者に限り、(保証期間内に限り) 無償で修理、または当社の裁量により製品を交換いたします。また、本保証を最初の購入者以外へ譲渡することは出来ません。
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